2021.12.30

宝くじは連番かバラか?どちらが当たりやすいのかわかりやすく解説

宝くじは連番かバラか?どちらが当たりやすいのかわかりやすく解説

宝くじの買い方にも色々ありますが、一般的に知られているのが「連番」と「バラ」ではないかと思います。

それぞれ特徴がありますので、これから購入を予定されている方は、メリットやデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。
そこで宝くじの、連番とバラについて紹介していきます。

ジャンボ宝くじの買い方「連番」

宝くじの連番とは、番号が続いているくじのことを言います。

ジャンボ宝くじなどの宝くじは、「組」と「6ケタの数字」の組み合わせで、当せん番号が決まります。

例えば「11組150000」などの宝くじがある場合、連番を10枚購入すると「11組150000」から「11組150009」までの番号がセットされていることになります。

組と上5ケタの数字は全て同じ番号で末尾の数字だけが異なり、これが連番の意味になります。

連番のメリットとしては、やはり一攫千金を狙いやすいということでしょう。
連番だからこそ、ジャンボ宝くじのような前後賞合わせての賞金が当せんする確率が高くなるのです。

テレビコマーシャルや雑誌、売り場などの宣伝でよく「前後賞合わせて〇億円が当たります!」などと言っていますが、宝くじを連番で購入すると、その通り前後賞で高額当せんする可能性が出てくるのです。

もちろん1等の当せん確率は天文学な数字と言っても過言ではありませんが、それでも連番でまとめて買った方が当たりやすくなるのは間違いありません。

ジャンボ宝くじなどで高額当せんを狙いたいのであれば、連番での購入がおすすめです。

このように連番だと高額当せんを狙いやすくなりますが、デメリットもありますので注意が必要です。

連番のデメリットとしては、当せん番号の確認の楽しみが少ないことです。

連番は当せん番号の列の数字がどれも一緒にセットされていますので、1枚が外れていると残りの9枚も外れであることが分かってしまいます。

もちろん10枚購入すれば末等は当せんしますが、それでも当せん発表を見ても当たる確率が低くなってしまうのは避けられません。

そして資金の面も挙げられるでしょう。

3枚だと900円ですが、10枚買うと3000円、20枚で6000円など、ある程度の資金が必要になります。

連番だと2枚でも購入できますが、多ければ多いほど当たる確率は高くなりますので、高額当せんを狙うにはそれだけ資金が掛かってくることになります。

ジャンボ宝くじの買い方「バラ」

バラは連番とは異なり、セットされているくじの番号がバラバラになっているのが特徴です。

ただし6ケタの番号の末尾は連番と同じように「0~9」が連番になっていますので、バラの1セットを購入すれば、最低でも300円は当せんすることになります。

バラのメリットとしては、連番より楽しみ方が増えることです。

バラは組と番号が1枚ごとに異なる数字になっていますので、1枚1枚それぞれ高額当せんを期待しながら結果を見ることができるのです。

10枚、20枚とくじをたくさん購入するので、「せっかくなら1枚1枚を楽しんでみたい」という方におすすめです。

さらに連番と比べて、バラの方が1億円以上に当せんする確率が2.5倍高くなるのも、メリットと言えるでしょう。

しかし、バラにもデメリットがありますので注意が必要です。

デメリットとしては、やはり1等と前後賞を狙えないことでしょう。

さらに1枚1枚のくじを確認する作業が連番より長くなり、それを面倒に思われる方にはデメリットになります。

当せんの確認は売り場でも確認できますが、そこまで行くのが面倒な方は連番の方がいいかもしれません。

このようにバラ買いのデメリットもありますが、確認するのが好きな人にとっては、むしろメリットになるのではないかと思います。

あたりやすいのはバラと連番どちらか

宝くじには連番とバラがあり、それぞれに特徴がありますので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

しかし、やはり当たりやすい方を選びたくなるのが本音ですよね。
連番とバラ、どちらが当たりやすいのでしょうか?

まずバラの1ユニットに、1億円以上の当せんくじが含まれている確率です。
宝くじ売り場などでは、10枚1セットで購入する人も多いと思います。

1セットは、1ユニットに200万あり、そのうち1億円以上の当せんくじが3つのセットに入りますので、つまりは3/200万の確率になります。

次に連番の1ユニットに、1億円以上の当せんくじが含まれている確率です。

連番は1等と前後賞がセットで当せんしますが、当せん番号の末尾が0や9の場合は前後賞が1つになり、8/10の確率で1等と前後賞2つの3つが当せんし、2/10の確率で1等と前後賞1つの2つが当せんすることになります。

200万のセットの中に1億円以上の当せんくじが含まれているのは、1等の当せん番号によって変わってきますが、平均で12セットになります。

1等の当せん番号が1~8で1セット、0か9なら2セットです。

要するに、バラ購入であれば必ず3セットに1億円を超える当せんくじが含まれますが、連番購入の場合は1セット、あるいは2セットしか1億円を超える当せんくじが含まれないことになります。

1等の前後賞の当せん確率そのものは、どんな買い方をしても同じで、10枚購入の1等は200万分の1で、前後賞は200万分の2になります。

もちろん連番、バラそれぞれ同じことです。

ただ前後賞と呼ばれる、1等の前後1番違いで高額当せんすることがありますので、連番で購入した場合は、1等が当せんした時の当せん金額がそれだけ大きくなります。

一方で、バラで購入すると1等に当せんしなくても、前後賞だけが入っている可能性が出てきます。

宝くじは購入方法によって期待値は変動しませんが、1等以上の高額当せんを視野に入れると当せん確率が変わってくることになります。

まとめると、前後賞を含んだ10億円を目指すのであれば連番買い、1億円を超える当せんでいいという方はバラ買いがおすすめです。

予算に合わせて購入方法を決めましょう。

宝くじには連番とバラ買いがあり、それぞれに特徴があります。

宝くじ自体の当せん確率はどれも同じですが、高額当せんを目指すのであれば、買い方を工夫する必要があります。

それぞれの資金に見合った購入方法を選択してください。